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入試が一段落しました

高校受験・音大受験が一段落。受験生のみなさんお疲れ様でした。

去年の夏あたりから、私学の推薦を受験する生徒さんがいたり、高校受験生は2月が本番でしたね。そして大学受験生は2月末から国公立前期入試、3月の3週目に国公立大学の後期日程試験があり、その生徒さんの合格発表もおわって、みなさんの進学先が決定しました。

どんなひとも、お疲れ様でした。みなさんどうでしたかね。

納得のいく結果が出た人も、そうでない人も、いるかもしれませんが、

もうまもなく、4月がやってきます。

どなたにとっても、気持ちあらたに、よい春を迎えられますように。

 

先日3.11の日に、東北へ思いを寄せるコンサートに出演してまいりました。

そのコンサートとは、滋賀は守山にある、ライズヴィル都賀山というレストランで、

11年前の4月から現在に至るまで(コロナで自粛せざるをえないこともあったようですが)、毎月11日に開催されてきたコンサートで、なんと120回もの回数を重ねてこられたのだそうです。

11日といえば、東北の地震・そしてコンサート。

こんなふうにして、コンサートの開催が、大震災の意識づけとなったようで、毎月おしゃれをしてレストランにいらっしゃるかたや、11日は音楽会というルーティンができた、というかたもいらっしゃるそうです。

その会場となったレストランが今月をもって閉館となり、開催場所がほかへ移るのだそうです。

私が組ませていただいているトリオ結(yui)は、その最後の11日のコンサートの出演者としてお声がけをいただき出演してまいりました。

アヴェマリア・春の声・春の歌・星めぐりの歌・春に寄す・いのちの歌・永遠の花・など、など、

生命の息吹を感じたい、春を意識したプログラムとなりました。

また、ピアニストの上田明美さんと3曲ピアノ連弾をご一緒させていただき、とても貴重な経験をさせていただきました。

 

演奏会冒頭では、チェルノブイリ原発事故と関わりをもち現地にもお知り合いのいらっしゃるという方が、現状についてお話しくださいました。どうしてこんなことが起こるのか。理不尽なことばかり。命について考えます。

いよいよ、放ったらかしにしていてはだめなこと諸々に全人類がちゃんと着手しよう、そんな気運を私は感じるのですが。どうなんでしょうね。いずれにせよこのままではいけません。考えを巡らせる、春です。

 

みなさまはどんな春をお過ごしですか?おでかけのご予定はあるのでしょうか。暖かくなり、桜の開花は今年、より一層早まるようですね。

どうぞ良い時間をお過ごしください。

 

3.11のコンサートには京都新聞さんが取材にきてくださいました。記事の掲載はNGだとおもいますので、ごらんになりたいかたは私までお声がけくださいませ。